3月26日、日当たりが良く、例年一番早く行者ニンニクが採れる場所の様子です。
根絶やししないよう、一株から出る葉が2枚以上のものを間引くように採ります。1本葉は球根が未熟なので採りません。
秋田の山の素晴らしさと、そこで採れる天然山菜・天然きのこの魅力をお伝えします
3月19日、春らしい陽気の中、とある山でセリを収穫しました。
ヤブカンゾウも発見。これは7月から8月にかけて、オレンジ色のユリに似た花をつけます。
花といえば日当たりのいい場所に福寿草が咲いていました。
それからキクザキイチゲも。帰宅後、Wikipediaで調べると、菊に似た花を一輪つけることから、この名がついたそうです。
3月11日、山の様子と山菜の状況を見ようと、海を見がてら男鹿に出かけました。天気はまずまず、気温は平年並みですが、山にはまだ雪が残り、山菜の走りといえるバッケ(フキノトウ)が雪の中から顔を出していました。
この日の収穫はバッケのみ。ツボミの状態のものを20個ほど採り、春一番の味覚を味わおうと、帰宅後、早速調理にとりかかりました。調理といっても茹でて刻んで、火にかけながら甘みをきかせた味噌と練り合わせるだけのバッケ味噌と、衣をつけて揚げるだけの天ぷらですが。
バッケ味噌は1、2分茹でた後、30分から1時間ほど水につけてアク抜きした方が食べやすくなりますが、天ぷらの方は特に下処理は必要ありません。きれいに洗って外側の硬そうな皮と根元を取り除くだけです。採れたてなので苦みはほとんどなく、春の香りを満喫しながらどちらも美味しくいただきました。
ちなみにバッケにはカリウムが豊富に含まれていて高血圧の予防になる他、苦み成分が肝機能を強化し、香り成分が胃腸の働きを活発にするなどの効果があるそうです。まさに山の恵みですね。