3月26日、山で行者ニンニクと毒草のコバイケイソウが一緒に生えている場所を見つけました。真ん中あたりの根元が白っぽいものがコバイケイソウです。よく見れば葉脈が微妙に違うのですが、ぱっと見ではわかりません。山菜採り初心者で自信がない場合は、行者ニンニク特有のニンニク臭があるかどうか匂いをかいでみてください。
行者ニンニクとコバイケイソウ
行者ニンニクが採れ頃になってきました。
ニラに似た味と歯触りで人気の山菜ですが、毒草のコバイケイソウと間違えやすいので、山菜採りに慣れてない人はくれぐれもご用心を!コバイケイソウは加熱しても毒が消えず、間違って食べると嘔吐や下痢、しびれなどの症状が出て死に至るケースもあるようです。
もしどっちだろうと悩んだら、切り口の臭いを嗅いでみてニンニク臭がしたら行者ニンニクです。根元が赤いのも行者ニンニクだけの特徴です。生えている場所も似ているので、慣れていても注意が必要です。
下の写真は先週撮ったもので、左が行者ニンニクで、右がコバイケイソウです。この大きさではあまり間違うことはありませんが、コバイケイソウがもう少し大きくなったら行者ニンニクに似ているので要注意です。