山恵では敢えて取り扱っていませんが、5月下旬から6月上旬にかけて毎年必ず大量に食べるのがワラビです。採りすぎて食べきれず、破れかぶれになって、ワラビをうどんに見立ててカレーうどんならぬカレーワラビにして食べたことも。
スーパーで売られている深緑色の液体に漬かったワラビがどのようにして作られているのか知りませんが、自分で採ってきたワラビはあのような色にはなりません。アク抜きに木灰を使うと色が濃くなると何かで読んだことがあるのですが、重曹しか使ったことがないのでわかりません。
ワラビのアク抜きは難しくて、食感に大きな違いはないのですが、色鮮やかに仕上がったことは数えるほどしかありません。ワラビと湯の割合、重曹の割合、湯の温度、湯をさますタイミング等々、留意すべきポイントが数多くあるように思えます。間違いなく見た目も食感も最高のワラビのアク抜き方法をご存知の方がいれば、ぜひ教えていただきたいと思っています。
で、昨日は珍しく見た目も美味しそうに出来上がりました。先週アク抜きしたワラビは惨敗だったのですが・・・。色がきれいな様子を見ていただきたくて、とりあえず酢みそをかけてみました。
味ですが・・・食感はわれながら最高でしたが、いつも通り麺つゆと鰹節で食べた方が美味しいかな?
ワラビたたきも作りました。味噌と木の芽を混ぜ込んでひたすら包丁でたたくのですが、頑張ってもあまり粘らないことがあるんですよね。昨日はいい粘り具合でした。
今回、食べきれないワラビを初めて塩漬けしてみました。冷凍保存も乾燥保存もイマイチだったので。先のことですが、出来上がりが楽しみです。