今年、秋田県は人里での熊の出没が目立ちます。当然、山の中で熊を見たという報告も多く、それにつれて県内のタケノコ生産量も落ち込んでいるという記事が地元の新聞に載りました。それでも性分で、時間と体力が許す限り山に入ってしまいますが、タケノコに関しては伸びきった物が多くなり、収穫時期はほぼ終わったと思っています。
わが家にまだ残っている生のタケノコを使って、糸こんと豚肉を加えたピリ辛煮とタケノコ入りのお好み焼きを作ってみました。
ピリ辛煮の方は本当は豚肉ではなくタラコを使いたかったのですが、有り合わせの物で済ませてしまいました。でも豚肉との相性は間違いないので、これはこれで美味しかったです。お好み焼きはチーズをたっぷり入れて洋風の味つけにしました。タケノコはチーズとも合います。
そもそもタケノコこと姫竹(最近はネマガリダケの方が通りがいいかも)は味が淡白なので、いろんな素材と合わせることができ、和洋中華、いろいろな味つけが可能です。料理好きな人にとっては腕が鳴る食材といっていいかも知れませんね。
生のタケノコはこれで終わりなので、来年のタケノコシーズンまで瓶詰めタケノコでしのぎます。瓶詰めにすると歯触りは若干落ちますが、味は生にそれほど引けをとらないと思っています。